もう一つの茶馬古道


これまで茶馬古道は雲南市普洱市からチベットへの道のみと思っていました。

その茶馬古道を見たいと思い、雲南省を訪ねたのは6年前になります。

そこで見た2千年以上も前の茶の木や少数民族の旅はとても感動的でした。

しかし、去年11月に尋ねた黄土高原の旅は内モンゴルまで続き、そこで見たのは世界で唯一、遊牧民が築いた城

統萬城という城跡でした。砂漠の中にぽつんと残され、今はほとんど面影を残さないものですが、紀元前3世紀頃から活躍した遊牧民、鮮卑や匈奴が交易にしたのは果敢な馬、中国側からはお茶と木綿、シルクが交換されました。その中でも主なものはお茶です。狩猟民族の遊牧民にとって、ビタミン豊富なお茶は種族保持にはなくてはならないものです。古くからの友人、中国人ガイドカクさんからその話を聞いたとき、その昔の賑やかな交易の声や様子がふとが瞼に浮かび、改めてお茶の持つ魅力に感動しました。