寒さを感じる中でも、立春の頃はなぜか心がウキウキするのは毎年のこと。
毎日コロナのニュースでうんざりですが、間違いなく春の足音が聞こえます。
先日、遠くに転居され、教室を止められたTさんから、可愛い京都のお菓子が届きました。色とりどりの干菓子がこれでもかと小さな缶に詰められており、早速、黄茶 霍山黄芽(かくさんこうが)と一緒にお茶してみました。霍山黄芽は安徽省霍山県に産する黄茶で、唐代には20種の銘茶の一つに数えられていたほど。緑茶のような爽やかさの中に、黄茶特有の微発酵茶の旨味と香りが心地よく、可愛いお菓子を一つひとつ手にしながら、お茶葉がはらはらと沈んでいく様を眺め、のゆったりとした時間を過ごしました。ご厚意に感謝です。