浙江省寧波市の沖合にある舟山島中の山で、唐代に始まる観音信仰の霊地普陀山は東シナ海に浮かぶ陸の孤島。上海の友人と3家族で酷暑の中旅をしたことがあります。
霊地普陀山は日本の僧の恵鍔(えがく)が五台山より帰国の途中,ここに観音像をまつり,寺を建てたと言われ、寺には、日本、それも近くの曹洞宗の寺の寄進されたものもあり、とても親しみ深い思いでした。ここで有名なお茶は僧侶の作る緑茶のほかに蓮花茶で、日本に持ち帰り、湯を通すと器全体に蓮の花が開き、ほのかな香り、味、上品な色に魅了されました。もう一度訪ねたいところの一つです。
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