春節(旧正月)から15日目は満月の日。中国では元宵節(ユエンシャオジエ)です。提灯に火を灯し満月を眺め、一家団欒の夜を過ごし、湯圓(タンユエン)と呼ばれるお団子を食べる風習があります。湯圓(たんゆえん)の発音が一家団欒を意味する団円(トゥアンユエン)に似ていることや満月のように丸い形から、一家団欒・家庭円満など幸福を象徴する食べ物とされています。事事円満!(全てのことが円満に)」と願いを込めていただきます。湯圓の餡は小豆や胡麻、木の実など様々ですが、一般的にはとろ~り流れでる黒胡麻餡の湯圓が有名です。餡と一緒に入れるお茶の中に、薔薇、菊、金木犀なども入れると爽やかな湯圓(タンユエン)になります。